将来どうなりたいか。ビジョンで選べる二つの道

・将来の自分をイメージしよう

仕事についてからの自分についてどんなイメージを持っているでしょうか。営業職でバリバリ成績を上げていきたい、誰にも負けないくらい技術を磨きたい、広い視野で企業全体を見渡し運営する管理職になりたい…など、一つの企業の中でもさまざまに枝分かれした分野があります。

希望通りの部署に配属されなかったり、そもそも思っていたのと違う、といったことは完全に避けられるものではないかもしれませんが、事前にきちんと選ぶことができればそういった自体は避けられるかもしれません。

自分のやりたいことや、将来の姿を考えることで、自分自身を活かせる場所を自分で見出していくという事も、就職活動においては大切なことといえるでしょう。例えば、社内での選択肢が明確になっている企業なら、就職してからも自分のやりたいことに集中できるという安心感があるかもしれません。

産業用ロールやシャフトなどを手掛けるパイテックではどのような働き方の選択肢があるのでしょうか?それぞれについてみてみましょう。

・スキルを上げて“匠”を目指す

パイテックはサクライグループの一員として製鉄・製鋼、船舶や原子力発電所関連など、日本の重要産業にロールやシャフトなどを提供している会社です。製造を主体としていることからもうかがえるように、技術者の育成には取り分けて力を入れているようです。

その中で、全ての社員があこがれる“匠”といわれる人がいます。それは、他の誰もができるわけではない熟練の技術や、技法を駆使できる技術者のことです。パイテックが自負する鏡面加工技術などは、最終工程でこの“匠”の腕が振るわれることによって完成するものといわれています。

何かを作る仕事をしたいなら、いずれ自分も“匠”と言われるような技術者を目指したいと思うのもではないでしょうか?

誰もが“匠”を目指せるように、定期的に匠による実践レクチャーが行れたり、技術研究会なども行われています。企業としても技術検定の取得を推進したり、スキルアップのための各種セミナーなどを開催するなど、積極的な人材育成に取り組んでいるようです。

しかし、そのすべての根底にあるのは社内にあるアットホームな雰囲気といえるかもしれません。先輩の匠にも相談しやすい環境や、わからないことは優しくレクチャーしてもらえる環境が、人材を育てていくために一番大切な要因といえるでしょう。

・次世代を担う経営・幹部を目指す

大手企業を取引先に持つことから、数多くの製品を常に作り続けてきたパイテック。その技術力を生かしてこれからも業績を上げていくことでしょう。

しかし、刻々と変わる市場においてただ待っているだけでは、業績を上げていくことにはつながりません。常に柔軟な発想力や、バイタリティをもってさまざまなことに挑んでいかなければならないようです。

そういった会社全体を見渡せる頭脳としてのキャリアへ進む道も用意されています。技術者とは全く違うポジションから、企業の将来を担っていきたいなら、こういった経営幹部を目指すキャリアを選ぶこともできるようです。

明確な選択肢が用意されている企業で、自分の適性を活かしたり、やりたいことを実現させていければやりがいを持って仕事に取り組むことができるでしょう。そうしたことが、プライベートな時間まで充実させてくれるかもしれません。