モノを作り上げる楽しさは製造業から

・製造業の今

子供たちにアンケートをとった将来の夢ランキングを見ると、毎年入れ替わりはあるものの、男の子では「スポーツ選手」「医師」「ゲーム制作関連」に続き「ユーチューバー」がランクインしています。女の子への調査では「パティシエール」「看護師」「医師」「保育士」などが上位にランクインしているようです。

そんな子供たちが大人になった時、実際には金融関係や商事などが人気の高い傾向にあるようです。では、世界でも高い評価を受けている、“日本のモノづくり業”製造業はどうでしょうか?

産業革命に始まり近代日本を作り上げてきた根幹には、モノづくりに真摯に向き合ってきた製造業の存在がかかせません。しかし近年人気の業種では上位にランクインすることは少なくなったというのも事実。しかし実際に製造業に携わっている人にとってはこの上なく面白いやりがいが見いだせる仕事のようです。

実際に製造業で働くひとに向けたアンケートでは、「自分のペースで仕事ができる」「ノルマなどもなく雇用が安定している」といった回答が見受けられます。

産業用ローラーなどの生産を行うパイテックでは「アットホームな雰囲気でスキルを身につけやすい」いう声もあるようです。またまた、製造業=肉体労働が多いと考えていた人も、「自動で生産されるので、人は機械のオペレーションがほとんど」ということに驚いたという声も見受けられるとのことです。

・機械産業を作る醍醐味

製造業といっても食品をはじめ自動車や家電などといった身近なものから、企業の工場で使われる産業機械の製造業まで幅広く存在します。それぞれの製造業の中でも細かく枝分かれし、多くの製造業で社会に流通する製品を作り上げているそうです。

身の回りで手にするものだけでなく、例えば電気や水道も供給するためには工場があり、そこにはさまざまな機械が稼働しています。こうした大型の機械も誰かの手によって作られているのです。

産業用の機械を製造することは、人々の生活基盤を支える仕事といえるかもしれません。例えばパイテックでは産業用ロールやシャフトなどを製造していますが、そこで作られた製品は製鉄・製紙業や船舶、また原子力発電所関連の製品となって活躍しているそうです。

人知れず活躍している製品ですが、自分が携わったものが産業において重要な役割を持っていると自負できることは、やりがいにつながります。さらにそれが特別な技術をもって仕上げた製品となれば、より一層手ごたえを感じることができ、それがまた次の製品を作りたいというエネルギーになるようです。

・自分の手で作り出す楽しさを

パイテックでは原子力発電所関連の製品を製作していることもあって、シビアで難しい製品をつくることに向き合うことが多いようです。

そのため、いわゆる“生みの苦しみ”と戦うことは日常茶飯事なのですが、それが完成品を生み出したときには大きな達成感となって返ってきます。その連続が日々体感できるというのが、難しい製品を作り続けている企業の醍醐味かもしれません。

「何かに集中して働きたい」「自分の手で社会の役に立つものを作り上げたい」そんな思いを持っているなら、製造業で働くことがおすすめです。コツコツと仕上げることや、ちょっとマニアックな性質を持っているということも、こだわりが必要な製造業では大切なスキルとも言えるでしょう。

また、アットホームな雰囲気の中で働けるパイテックなら、先輩方にも相談がしやすく、それが自分のスキルアップにもつながるでしょう。スキルが上がればより難しい製品に携われるようになる…製造業の楽しさは日々の作業の中に数多くちりばめられているようです。